明日から福井に行きます。基本的に最後の『聖地巡礼』です。やはり寂しさがつのりますが、それでも明日とあさっては福井にいられるので素直に嬉しいです。
福井ワシントンホテルの横にある佐佳枝(さきえ)神社で迫り来る前厄に震えおののきながらおみくじ引いてるオッサンを見かけたら声をかけてください。近くにある福井地方裁判所で一緒に裁判を傍聴しましょう(なんの?)。
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「基本的に」最後の、というのは、これから数年は行けなくなるのでひとまずリセット、的な意味合いです。もう一生行かないという意味じゃない、というか、数年後からはまた年に数回でも行くつもりでいます。そのためのリセットですから。その意思表示みたいなものを、ちょっと気持ちの悪い「形」で表すつもりです。それは帰って来てから紀行文の中で触れたいと思います。
紀行文については、やはり基本的に最後になりますからそれなりに性根入れて書くつもりでいます。で、ふと「福井について書いた最初の日っていつだったかな」と自分で気になったので、日記を書き始めた2004年7月19日から調べていったら、次の日の20日にはもう書いていたというめちゃくちゃわかりやすい結果が出てきました(笑)。
id:tombouze:20040720
この中で、
仕事で嫌な事があったとき、逃げるように○○町に、福井に行くようになりました。
その静かな佇まいを見たり感じたりして、心の平衡を保つことができた、
そんな経験が何回もあります。
と書いています。当時は町名をそのまま載せていましたが、この更新では一応伏せ字にしました。なんかすっごい素直な書き方で、なんで今はこんなヒン曲がった書き方しかできないんだろうと我ながら泣けてくるんですけども(笑)、こうやって日記を書き始めた時から福井に対する気持ちを書いていました。 □  □  □
僕はコンサートへ行くよりも、ハロショへ行くよりも、多分娘。のCDを買ったりするのよりも、福井へ行くのが早かったんです。高橋愛のファンとしての『原点』が福井への紀行です。
そして、引用した文章にあるように、だいたい行くときは「逃げに」行ってるので(笑)、どうしてもちょっと弱い気持ちとか、負の気持ち、ネガな気持ちを抱えて向かってしまいます。僕は愛ちゃんへの想いを書く時、『ネガから転じさせる』書き方をかなり好みます。一時期はそういうのばっかり書いてたと思います。
僕の福井の紀行文が、るるぶまっぷるじゃらんのツアーレポみたいなのとはかけ離れて自分の内面をさらけ出してしまうのは「行ってる動機」と、「好みの書き方」が一致するからなんだろうな、と自己分析していますが、そんな事は知ったこっちゃねえ、くらいの勢いで今回はいろいろ書こうと思います(笑)。
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あらかじめ言っておきますね。言っとかないといつまで経っても引っ越ししそうにないので(笑)。
来年、『高橋愛の瞳』をお引っ越しします。はてなから離れます。
『takahashiainohitomi.com』というドメインを取得して、さくらのレンタルサーバを借りました。ただ問題はここからなんです(笑)。 MovableTypeを年末年始で必死で勉強して、来年からそちらへ移行しようと思います。正直、ピアノの楽譜読んでたほうがいいです(笑)。こんぴゅうたあとか本当に苦手で・・・。
今のサイトのレイアウトは、自分が考えたものではなくて、人様から頂いたものです。本当にすごく感謝しています。
センスのない僕がこれ以上のレイアウトを思い付けるとは想像できないので(笑)、なるべく今の形を崩さない方向で考えていきたいです。
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はてなから離れよう、という考えは今に始まった事ではなく、もう去年とかそのあたりから浮かんでは消えていたんです。でもなんとな〜くそのまま来ていました。
来年からは福井にもコンサートにも行かなくなる、ファンとして今までは違うステージに立つ、ことになります。ちょうどいい頃合いかな、と思いました。心機一転、新しい場所で書いてみるつもりです。
ですから、今度書く紀行文は、いろんな意味でラストです。ラストの紀行文。ラストの「はてな」。
そして僕が今、愛ちゃんへの想いをなに憚ることなく突き抜けて書けるのは紀行文しかありません。来年場所を移動してから、紀行文のない『高橋愛の瞳』で、どれだけの想いを書けるのか、今の僕には全く分かりません。その意味でも、もしかしたらラストかもしれません。
だから、いっぱい見て、感じて、それらを自分の気持ちと照らし合わせて、
書けるだけの想いのかぎり、書こうと思います。