□ コンサートで高橋愛を見た、その時の気持ち  〜 大阪 夜公演




曲を聞いた時の気持ちではないけれども、全体として。
すごく嬉しかった。
僕が今まで見た中で、1番『確かな』高橋愛だったかもしれない。




あんなに表情のいい高橋愛は、ひょっとしたら始めて見たかもしれない。
陰の表情、陽の表情、体全体で表す表情、指先ひとつで表す表情、
歌声の表情やMCで喋っている時の言葉の表情。
そんなひとつひとつが『生』という立体感にあふれていて、本当に、
本当に楽しそうだな、と感じさせてくれる。




それは僕のいた2階席から感じ取れた。
遠い席からでも彼女の色ははっきりと感じられた。
その色は、いままでで1番濃く見えたような気がした。
高橋愛はその日、ステージや観客席をほぼ手中に収めていたんじゃないかなと思う。
彼女の表情の前には、その日の彼女との距離はあまり関係がなかったかもしれない。
距離を越える躍動。それを僕は見る事ができたような気がした。




だから、すごく嬉しかった。
高橋愛は、自らの輝きを遠くまで届ける事ができる人だ。
確かにこの人は、ステージに立ち続ける事ができる人だ。
ならば僕は、大好きなこの人がステージに立つのを見続ける事ができるんだ。
確かに見続ける事ができるんだ。
そう思えたから、すごく嬉しかった。