アルバムの感想を書きます。
どういう風に書こうかと思ったんですが、好きな曲TOP3を書いてその感想。
そして高橋愛のパートが含まれていたらその印象を書く。という形にしたいと思います。
シングルカットされている曲は除きました。



僕が好きになる曲には一定のパターンがあります。『憂い』を含んでいる事。
メロディであれ歌詞であれ、そこに例え一瞬でも『憂い』という風が吹きぬける曲を、僕は好みます。




1位  『声』


ダントツです。
ゆるやかでシンプルなイントロ。そして、ガキさんのフェイク。すごく丁寧に歌ってる。
左耳から聞こえる、少し歪んだピアノの音。右耳から聞こえるクリアなギターの音。
この2つが紡ぎあう。その上にメロディが更に折り重なっていく。
歌詞も、メロディに全く無理なく乗っている。詰め込んだような場所は見当たらない。バランスがすごくいい。
ゆっくりと曲の世界に身を任せることができる。
2番になるとアレンジが変わる。ドラムのテンポを小気味良く変えていく。
よくある手法だけど、僕はすごく好きです。
曲全体に、可愛いんだけど切ない。すごく切ない。そして、すごく嬉しい。
そんな気持ちが溢れていて、僕の中ではこのアルバムの中で一番『愛すべき曲』になっています。


そして、昨日も書きましたが、最後の高橋愛のパート。そしてフェイク。
この曲の世界を見事に完結させていると思います。
バックの音楽の間から少し顔を覗かせるような、はにかむようなフェイク。
この歌詞の中で登場する、好きな男のコの声を聞きたいな、と思っている女のコ。
その心情をしっかり表現できていると思います。
というかこのフェイクの部分は好きすぎて冷静に聞けてません。我ながら。




2位  『春の歌』


『声』よりも、さらに緩やかな、穏やかな曲。
「春の歌 春の風 春の匂いに任せ」
このサビの部分。途切れ途切れにメロディを乗せて、そして歌っていく。
そっと目の前を落ちて行く花びらを思い起こさせるような、とても好きな部分です。
全体的に歌詞の量を少なめにして、「行間」感じさせる曲。
歌ってるのは年長組4人さん。さすがに雰囲気を出すのがうまい。
「行間」を生かすかどうかは、ボーカル次第だと僕は思ってます。



3位  『レモン色とミルクティ』


これは別に『憂い』は含んでませんが、聞いていて嬉しくなってくる曲です。
みんなキャワいく歌ってるし。これはもう、コンサートで聞きたいですね。
歌ってるのが5期、6期、というのもいいカンジ。なんなら横一列でスタンドマイクで歌って欲しい。
愛ちゃんも可愛く歌ってる!なんか普通の感想かな?
さすがにこの曲では愛ちゃんの声でも泣けません。





というわけでござります。
1位と2位3位の文章の長さにえらく差がありますが、そのくらい『声』が好き、ということでご容赦ください。
あれ、書きたい事を2、3ハショってるんです。ちょっと冗長になりそうな気がして。




女子かしまし物語2』を入れようかな、とも思いましたがなんというかどういうか。
曲聞いて笑い転げたの、久しぶりでした・・・。