コンサートの会場で時々(というかいつも)お世話になるALMICさんが、ご自身のサイト(http://almic.hp.infoseek.co.jp/)で
「ヲタになったきっかけは?」と問いかけていらっしゃるので、ちょっと昔を振り返って書いてみようと思います。
過去を振り返るの好きなんです。書いていて楽しいですし。ただ今回の場合、完全に年齢層バレますが。





昔から僕を知ってる人間が、今僕が夢中になっている対象を知ったら、全員ビックリすると思います。
元来何かに夢中になるタイプではないですし、アイドルにいたってはほとんど興味の対象外でした。
ただ、僕はいわゆる『おニャン子世代』で(はいはい年齢バレ年齢バレ)、その時は結構『夕焼けニャンニャン』とか見てました。
大阪城ホールで行われた『卒業コンサート』にも同級生3人で行ったのを覚えています。僕は国生さゆり派でした。
生まれて始めて買ったシングルが『バレンタインキッス』でした。当時はCDじゃなくてレコードでした。
うっわあ〜自分で書いてて凹むこれ。



でも、アイドルにハマッたのはそれだけ。次に買ったシングルが佐野元春の『Strange Days』で、
そこからは、そういうジャパニーズ・ロックとかポップスとか聞いていました。まあ、普通、ですね。



千葉の大学に入ってからは友人の影響でハードロックとかヘヴィメタルとかを聞くようになりました。
この友人が、僕をモーヲタにした『犯人』です。
彼とはお互いいろんな面で影響を与え合っていて、例えば、彼は今シトロエンC3というフランスの車に乗っていますが、
これは多分僕の影響です。
学生の頃の僕はとにかく舶来志向が強くて、服とか時計とか車とか、なんでも海外の物が好きでした。
その手の話を盛んに彼に話したりとか、当時僕が持っていたフランス車(シトロエンAX)を彼に譲ったりとか、
そういった『モノ関係』で、僕は彼に影響を与えていると思います。



彼から僕が影響を受けたのはソフト面が多くて、前述のハードロック、ヘヴィメタルはかなりたくさんの量を聞きました。
バンドの真似事とかもしたりして、『Player』という雑誌のメンバー募集のページ(通称メンボ)で知り合った人と
スタジオに入ってヘタッピな音合わせとかしてました。僕はもう、メチャクチャ下手なギタリスト。
ちなみに『彼』もギタリスト。メチャクチャうまいです。早弾きも普通にこなします。
そんな風に、僕と彼はお互い違うものを持ち寄って、それぞれを自分の糧としていました。今から考えると、すごく楽しかったですね。





大学を卒業して、しばらくしてから僕が大阪に帰ってきて、そこからは電話だけで話す間柄になったんですが、
その電話で時々彼が、『モーニング娘。』という言葉を口にするようになりました。
もちろんその名前は知っていましたが、歌番組で見る程度で、全く興味はありませんでした。ASAYANも全く見ていませんでした。
ちなみに、彼は矢口さんが好きみたいでした。
モーニング娘。を気にするようになったのはそこからです。もう21世紀に入っていて、多分5期が入るか入らないか、くらいの
頃だったと思います。



正直そのあたりの記憶が曖昧で、というのは、僕は「徐々に」興味を持ち出したので、高橋愛が入っていきなりパキーンとファンになった
わけではないんです。意識して見るようになった、という程度でした。もう1つ言うと、その頃の一推し(というか可愛いなと思った子)
は、愛ちゃんと、もう一人いました。愛ちゃんがブッちぎりという訳でもありませんでした。



モーニング娘。に興味を持ち出して、今まで見た事もなかったハロモニを見るようになって、そこからだんだんと高橋愛っていいな、
と思うようになり出して、そしてその頃に並行するようにハマリ出したのが、インターネットでした。
パソコンを買ってダイヤルアップでインターネットを始めて、ほどなく『2ちゃんねる』の住人になりました。
ただ最初から娘。関連の『板』に辿りついたわけじゃなくて、ニュース速報板とか、ファッション板とか、車板とか、
いろいろな板をウロウロしていました。そして、『モーニング娘。(羊)』を経て、『モーニング娘。(狼)』を頻繁に見るようになりました。



僕の師匠のTassyさんと知り合ったのも、この狼板です。ある単発スレで「会おう」という話になって、Tassyさんがいわゆる
捨てアド』を書き込んでくれて、そこからの付き合いになります。
Tassyさんと『聖地巡礼』に行ったこともあって、その時に僕の車の中で、モーニング娘。の曲をいろいろ聞かせてもらったんです。
その頃の僕は、娘。の曲は全くと言っていいほど知りませんでした。だから『TANPOPO 1』を聞いた時なんかは
あまりのクオリティの高さに目を見張って驚いた記憶があります。
インターネット、そしてTassyさんとの出会いも、更にモーニング娘。にハマっていくきっかけの1つでした。




そういう流れを経てきて、それでもその頃はまだ『ライト』な立場でモーニング娘。を見ていました。
Tassyさんからのコンサートの誘いも断ったりしていましたから。
今のようなハマり方になったのは、日記を書き始めてからです。
テレビで娘。を見る。日記を書く。 曲を聞く。日記を書く。コンサートに行って、また日記を書く。
書くからにはなにかしら考えてからでないと書けないし、そうやって、考えてはその内容を文章として表現していく、
そういう過程の中で、だんだんとモーニング娘。が自分にとって大切なものになっていったんだろうと思っています。





で、今日こんにち、こんな駄文をダラダラ書くようなタコ坊主にあいなった、という次第です。