今日は馴れ合い更新をします。

おそらく、最後の『馴れ合い更新』になると思います。


今までお世話になっていた『高橋界隈』から距離を置かせて頂く事になりました。

界隈の方々が集まってMSNメッセンジャーでおしゃべりする『わたあめッセ』やコンサート後のオフ会、忘年会などに参加する事はなくなります。コンサート会場で界隈の方々が集まっている場所に合流する事もないと思います。何らかの形で個別にお会いする事はあるかもしれませんが、コミュニティとしての行動に参加する事は、これからはなくなると思います。


先週、更新を休止してからずっと、いや、本当はもっと前から、数ヶ月前から考えていた事でした。その理由をちょっと書いておきます。

ちなみにここは笑うところです。笑ってしまうような他愛もない理由で、僕は界隈と離れる決断をしてしまいました。


写真集『19』が発売された日に『わたあめッセ』が開かれました。もちろんみんなで『19』を持ち寄って、あの愛ちゃんはどう、この愛ちゃんはこう、って楽しく話をするために開催されたものでした。でも僕は正直、参加したくありませんでした。

そう思いながらもメッセに入って参加しましたが、ほとんど何も喋らずに、確か40分とかそれくらいでメッセを自主的に退場してしまいました。その場にいるのが辛かったからです。愛ちゃんについてみんなが喋っているのを見ているのがもう嫌だったんです。


僕は数ヶ月前から「僕以外の人が愛ちゃんへの想いを表現している」のを見たり聞いたり触れたりするのに耐えるのが難しい状態になっていました。この日記で時々「サイト巡回が大雑把だ。性格が大雑把だから」みたいな事を書いてますが、本音を書くといくら大雑把な性格でもサイト巡回くらいはできます。見たくなかったから、していなかったのです。


いわゆる『推しかぶりが辛い』という気持ちです。『高橋界隈』は基本的に高橋愛のファンが集まって出来ている界隈です。そんな界隈で『推し被りが辛い』と言い出してはもうどうしようもない。

でも僕は、この気持ちを自分で認めるのが物凄く嫌でした。子供じみてると思うし、偏狭だと思うし、ファンとしての楽しみ方がいびつな気もするし、なにより、こうなってしまうと考え方が自分の殻に閉じ篭ってしまって愛ちゃんを見る目が曇ってしまいそうで、それが物凄く嫌だったので、それに、界隈の方々から頂いた有形無形の物事を決して忘れた訳ではないので、この数ヶ月、なんとか昔のように、界隈に入った頃のように「みんなで楽しく愛ちゃんを応援する」という気持ちに戻そうと、自分なりに努力をしていました。僕はここ以外にmixiでも雑文を書いているのでそちらも含めて、読み手の方とくっついてみたり離れてみたり、書き方を考えてみたり、この数ヶ月ずっとそうやって続けてきていました。でも、どれも対症療法に過ぎなかったみたいで。


これ以上は、恐らくどなたかに迷惑をかける機会が多くなっていく一方だと判断しました。僕が少し前に柄にもなくキレたのも、今回更新を休止したのも、言われた事それ自体に原因があると言うよりもむしろ今の僕の精神的な余裕の無さに原因があります。


今は、一人になったほうがいい。いや、一人になりたい。一人で『高橋愛』という存在と対峙したい。

そういう気持ちがどうしようもなく大きくなってしまいました。もう、決めてしまうならそうした方がいい。このままだと、前に進んでいるのか後ろに下がっているのかすら分からない。下を向いてトボトボ足踏みをしている状態だけは嫌だ。

更新を休止してからの数日間は「それでいいのか?後悔しないのか?」を自分に問いかけるために設けた時間でした。

結論は変わりませんでした。


高橋界隈から離れます。




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あれくさん。

始めてお会いしたのは春コンの福井でした。飲み会のあと、ワシントンホテルまで2人で歩いていた時に、僕は「えっと、みょださんでしたよね?」って間違えてしまって(笑)。本当、ごめんなさい。

日記のヒット数がキリ番になった時とかコメント付けてくださったりとかして、すごくマメな性格が本当に羨ましいです。あれくさんのようなジメッとしてない文章をいつか書けるようになりたいと思っています。

ありがとうございました。



かっしーさん。

高橋愛の考察を始めてからずっと、「この人には負けたくない」ってずっと思い続けて来ました。でも、ずっと負けてばかりで。この前の更新でもアルバムのクレジットに愛ちゃんのコーラスを見つけた、という更新をされた時は「また負けた」って、悔しかったです。

でも、そうやって負け続けなければ、僕はここまで愛ちゃんを深くまで見たい、知りたい、という気持ちにはなれなかったでしょう。かっしーさんのおかげで、僕はここまで愛ちゃんの事が好きになれました。

ありがとうございました。



カネミノブさん。

僕がはてなダイアリーに興味を持つきっかけになったのが『ガニ股愛ちゃん』でした。「なんでこの人は3日分まとめて更新してるんだろう」って(笑)。

2回しかお会いしていませんが、さすがプロの芸人さん、とても面白い方で、福井の飲み会での『モノマネ』にはお腹を抱えて笑わせて頂きました。もう一度見たかったです。

ありがとうございました。



きむけんさん。

よく考えたらきむけんさんと他の界隈の方とはお付き合いの期間が変わらなかったんですよね。サンドーム福井からですから。あれからいろいろとお世話になりました。春の八王子で僕の目が結膜炎になった時、僕の顔を覗きこんで心配して下さったのはとてもとても嬉しかったです。

きむけんさんの、ファンとしての対象に対する真摯な気持ちにはいつも敬服していました。こういうファンでありたい、と思わせられる、そういう方でした。

ありがとうございました。



化身さん。

日記を書き始めた頃、そして僕が界隈と関わりを持ち始めた頃、化身さんには大変お世話になりました。とても人なつっこい方で、しょっちゅう僕の日記にコメントを付けてくれました。『生脚同盟』も作りましたよね(笑)。

もし化身さんがいなければ、人見知りの激しい僕が界隈の人と馴染むのにもっと時間がかかった事でしょう。化身さんのおかげで僕は、テキストサイトの世界にそれほど戸惑う事もなく馴染んで行く事ができました。

ありがとうございました。



こいんぐさん。

その江戸っ子のようにチャキっとしたネタサイト作りには本当に感動といっていい衝撃を受けました。ディスプレイの前で身をよじって笑った事もあります(笑)。今は更新をお休みされているようですが、是非また復活して素晴らしい笑いを披露して頂けたらなと思います。

仙台ではお目にかかれましたよね。あの時は別の思いがあって行った仙台でしたが、今から考えるとこいんぐさんにお会いできた、それだけでも行けてよかったコンサートだったのかもしれません。

ありがとうございました。



しげさん。

僕はしげさんがサイトで推薦してくださっているアルバムを何枚か購入しています。僕なんかが比べ物にならないくらいに音楽に造詣がある方なので、この方が「いい」と言う曲はきっと僕自身の糧になるだろう、と思って買わせて頂いていました。

ひょっとしたら、もうお会いする事はないかもしれません。しげさんのお顔を知らずに終わってしまうかもしれません。でもしげさんがお書きになる愛ちゃんへの文章は、しげさんの人となりを察するに十分な、素晴らしいものだと思います。

ありがとうございました。



至上さん。

僕が狼住人だった頃からもちろん至上さんのお名前は存じていました。愛スレでは僕のレスにレスを付けて下さった事が何回かあって、今だにその内容は覚えています。

ですから始めてお会いした時は感無量で、あと、飲み会なんかだととても熱い方で、こちらはもうビックリさせられ通しでした。忘年会で「『リボンの騎士』のこの曲を愛ちゃんに歌って欲しい」と言っている時の至上さんの顔はとても愛情で満ちていらっしゃいました。

ありがとうございました。



Juzさん。

僕はちょっと申し訳ない事をしたと思っています。大阪コンでJuzさんに五月ヶ瀬の箱を渡して「これ愛ちゃんに見せれば?」と言った事です。「愛ちゃんにこちらを見て欲しい」というJuzさんの思いを茶化した形になってしまったみたいで。それが心残りです。

これらかも、楽しくて、面白くて、思いがいっぱい詰まった日記を書き続けて下さい。今1番素直にストレートに思いを書ける、そういう人のお一人だと思います。

ありがとうございました。



大門さん。

僕が「テキストサイト」や「ファンサイト」など、サイトの種類の区別もつかない初心者の頃から『逆襲のタア』は知っていました。ですから始めて大門さんとお会いした時は「この人が・・・」って、嬉しかったです。何故か得意げな気持ちになったりとかもして(笑)。

福井コンの時に「レポに期待している」って僕のサイトを文中して下さったのは本当に嬉しかったです。いいものを見てもらおう、って必死になって書いた事は僕にとっての財産になりました。

ありがとうございました。



つばめさん。

一昨年の秋コンの千秋楽が終わった後、2階の横断幕の所で立っていたスーツ姿の2人組の方がホールを通って行った時、すぐ駆け寄って握手を求めに行った、その率直な行動力は僕の憧れでした。僕には絶対近づけない人だなって。

大阪コンの時、僕のサイトについて「頑張って、楽しみにしてるから」と言って下さったのはとても嬉しかったです。すごく励みになったし、今でも忘れていません。

ありがとうございました。



てってけさん。

僕が一時期から「愛ちゃん以外の事は一切書かない」方針に転換したのはてってけさんの温かくて内容の濃い文章を読んだのがきっかけでした。あの時から「自分にしか書けない事を探そう」という模索が始まったように思います。そういう姿勢を持てたのはてってけさんのおかげです。

福岡でサシで飲んだ事は決して忘れません。今からすると屋台で呑んでいてもよかったのかも。もうあの時しか機会がなかったでしょうから(笑)。

ありがとうございました。



テツナリさん。

大阪でコンサがあると帰りの電車は途中まで必ず一緒。車の同乗させて頂いた時も、やっぱり一緒。いろいろお話しさせて頂きました。楽しかったです。掛け値なく楽しかった。愛ちゃんの事、僕の愚痴、いろいろ聞いてもらいました。ご迷惑もいっぱいおかけしました。感謝の気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。

これが決してお別れではありませんが、区切りとして過去系で言わせて頂きます。今まで大変お世話になりました。

ありがとうございました。



ナイタンさん。

始めてお会いした界隈の方はナイタンさん。島根のコンサは昨日の事のように覚えています。晩ご飯をご一緒させて頂きました。名物が『出雲そば』なのに何故か僕はうどんを食べてしまってました。それが心残りです(笑)。

あの時は「めんどうだから」って僕がお金を出したんですよね(笑)。こんな事になるなら、もっとおごって差し上げれば良かった。そばやうどんなんかじゃなくて、もっといっぱい。

ありがとうございました。



はっちまんさん。

春の福井のコンサートで、僕がネタで買ってしまった『なかむら』のモンブランを「俺が食べるよ」って言ってかぶりついた時、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。あの時の事は今でも忘れません。

そして、「ふるさと」を聞いて一人会場からお出になった時にご覧になったであろう福井の雪を、それを見ながら一人会場を後にしたであろうはっちまんさんの気持ちを慮る事を、僕は定期的に自分に課し続けて来ました。はっちまんさんは僕にとって、そういう方でした。

ありがとうございました。



ぶらんしゅさん。

ぶらんしゅさんの飄々としたお人柄は、僕の目標とするところでした。年齢的な部分も(爆)兼ねて(笑)、「ああ、常にこういう風にファンであり続けられればいいなあ」と感じさせて下さる方でした。

よく考えたらあまりお話しもしていなかったですよね。もっといろんな事を聞いて、知る事ができれば、もうちょっと僕も精神的に大人になれていたのかもしれません(笑)。

ありがとうございました。




茹でたさん。

サンドーム福井で会場に入る直前、みんなに「茹でたさん一言!」って促された時に「愛ちゃん推してくぞ!」っシブく決めた時は「なんてカッコイイ人なんだ」って感動しました(笑)。

車や飲み会で何回かご一緒させて頂いて、僕なんかよりは全然大人で、こちらがギャーギャーわめいていても軽くいなして諭して下さるような方でした。とても安心してお話しができる方でした。

ありがとうございました。



病み犬さん。

サイトを始めた時期も一緒、アンテナ数もほぼ一緒(笑)、コンサに行っても一緒にいる時が多くて、福井に行ったらお会いしたりして、1番「近しい」と感じさせて下さる方でした。始めてお会いした大阪コンでお土産に下さった福井弁を書いたてぬぐいとキティちゃんのキーホルダーは、今もちゃんと持っています。

2人でヨーロッパ軒のソースカツ丼を食べた事、その後『やよやよ号』の助手席に乗せて頂いて語り合った事、これからも決して忘れません。

ありがとうございました。




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福井に行った時に、必ず見てしまう場所があります。『中学校』の『自転車置き場』です。

決して忘れません。

みんなで中学校を見に行って、だれかさんが生徒に推しジャンプしまくって、雨がどうしようもなく土砂降りになってきて雨宿りする所もないから思わず『自転車置き場』で雨宿りをして。

決して誉められた事じゃなくて、生徒さんが窓からこっちを眺めてたし、しかも僕を含めて数人は『自転車置き場』じゃなくて『ゴミ置き場』に雨宿って。

自転車置き場なら愛ちゃんが佇んでいたかもしれないのにゴミ置き場では情緒もへったくれもない。後で気づいて「失敗したあー!」って。


そんな場所を、僕は行く度に見ていました。見なかった事は一度もありませんでした。僕があそこへ行って、界隈の人の事を思いださない事なんか一度だってなかった。土砂降りのあの日を思い出さない時なんか一度としてなかった。

ただの一度だって、そんな事はしなかった。

こんな事はしたくなかったのに。

なんで俺は。



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皆さん。今まで本当にありがとうございました。

皆さんから頂いたものは絶対に忘れません。忘れようと思っても忘れられません。

こうやって、いろんな方に嫌な思いをさせてまで手に入れた『一人』だから、

せめて高橋愛の事を書く時は、「そんなの書くために一人になったの?」って言われないような、想いなり内容なりを書いていくようにしたいと思います。




もう一度。

今まで本当にありがとうございました。

さようなら。