第1回


ハロプロアワー」の『ふるさと』は、何回も書きますが本当に好きでした。ピアノの伴奏と愛ちゃん、というシチュエーションを見れただけでも十分嬉しくて、毎日毎日、繰り返し見ていました。基本的には妄想するために見ていて(笑)。ピアニストさんの所に自分を当てはめたりとかして(笑)。

でも『ふるさと』を聞いている間、ずっと妄想してた訳でもないんです。気になる点が、2点ありました。


1点目は、愛ちゃんがマイクを持っている左手の動きです。時々愛ちゃんは上下にパタパタさせていました。最初は何に反応しているのか分からなかったんですが、よく見ると、ピアノの伴奏に合わせた動きでした。

気になったのはそこからで、なぜ気になったのかというと愛ちゃんは足でずっとリズムを取っているからです。足でリズムを取ってるのにどうして更に手で二重取りをしているんだろう、と思ったんです。隣で歌っている方は足でリズムを取り、メロディや歌詞に添って手(右手)を動かしています。ですから尚更気になりました。


2点目は、これもやはり手の動きです。ただ、今度は(愛ちゃんの)右手です。

曲の最後のサビの部分、二人で一緒に「涙止まらなくても 昔のように叱って My Mother」と歌う箇所です。この「My Mother」の部分で愛ちゃんは、右手を上から下に下げています。

ここで、宜しければ是非とも皆さんにその場で立ち上がってふるさとを歌って頂きたいんですが(笑)、日頃のストレス発散も兼ねて大きな声で(笑)。ちゃんと手もつけて。右手でも左手でも両手でもOKです(笑)。


その時、「My Mother〜♪」の「Mo」の部分で、手が「上から下に」下がる人って、どれくらいいるでしょ?

「Mo」は、その前の「My」より音が高いですよね。手元に楽譜があるので見てみると、「My」は「ラ」、「Mo」は「高いレ」みたいです。低い音から高い音に移る時は、普通なら手は「下から上に」上げたくなるものじゃないでしょうか。実際、愛ちゃんと共に歌っている方は下から上に上げています。


でも愛ちゃんは手を上から下に下げています。下げる理由は、「下げたい」か「上げたくない」かのどちらかの筈です。

この場合、リズムを手で取っているとも考えにくい。あれほど大きな動きでリズムを取る必要もない。

やはり愛ちゃんはメロディに反応して手を動かしているのでしょう。なら、「メロディ」を「下げたい」のか「上げたくない」のかのどちらかの筈です。


要するに高橋愛はメロディを抑えたいのです。必要以上にメロディに緩急や抑揚を付ける事を好まない。それが出来ない訳ではありません。ミュージカル「HELP!」のソロで歌う場面や、大阪のラジオで時々歌う「帰れソレントへ」では見事にメロディに緩急や抑揚を付けています。学生の頃合唱部に所属していて楽譜が読めるのだから、付けようと思えば付けられるのです。でもポップスを歌う時は、おそらく意識的に抑えている。


上記の2点から、高橋愛にとって、『リズム』というものがとても大きなウエイトを占めているのではないか、と考えるようになりました。

しつこいくらいにリズムを取る(1点目)、そして、「メロディ」を抑えるのなら歌に対する表情の付け方は「リズム」に拠る部分が大きくなる(2点目)。



この部分をもっとはっきりと知りたくなったのです。つまり、

高橋愛のリズムを探る』 

これが、今回のツアーでのテーマです。


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あともう1日、今日のような形で高橋愛の「メロディ」と「リズム」に言及してから、広島のコンサートで見た高橋愛の感想を書きます。

明日の日記はお休みします(ピアノレッスン)。あさってに第2回を書けると思います。



(追記)

今日(18日)は日記は書かないです。お知らせだけ。

以前書いていたサブサイトの「友坊主の頬づえ」を再開しました。今度はgooブログです。

以前サブサイトを作ったのは、その当時にこの日記では高橋愛以外については書かないと決めた事から、愛ちゃん以外のメンバーについて書くためでした。

でも今はここでもメンバーについて書く事がありますので、「頬づえ」は完全に雑文です。不定期で、時間がある時、書きたいと思った時に書きます。

http://blog.goo.ne.jp/tombouze/

こちらになります。どうしても30秒ほど時間をつぶさないといけない時にでも見て下さい(笑)。