今日は福井の思い出話をさせて下さい。久しぶりに来週福井に行くので、なんかバァーッと徒然に書きたくなって。
年寄りの昔話は長くなるものなので、読みたい方だけでお願いします(笑)。以前書いた事も構わず重複させますが、まあ、年寄りは同じ言葉を二度三度と繰り返すものですから(笑)。
□  □  □
始めて福井に行ったのはいつだったかな。日時とかもう忘れちゃったけど、行った時の事は今でも覚えてる。福井のインターチェンジを下りて、道路を走ってたら信号機が横じゃなくて縦に設置されてたのがカルチャーショックだったなあ。
東尋坊へまず行って、行く道すがらに九頭竜川を渡って。前の日が大雨で増水してて、すごく大きな川に見えた。
東尋坊は名前は知ってたし、愛ちゃんも来てるとばっかり思ってたから感慨深かった。ハロモニで行った事ないのを知ってからは行かなくなったけど(笑)。それまでは3回くらい行ったかな。
始めての時は、東尋坊から愛ちゃんのふるさとへ向かう時にすごく道に迷った。ヨーロッパ軒とかどこにあるのかさっぱりわからない。下調べもせずに、地図も買わずに手ぶらで行ってる自分が悪いんだけど(笑)。
どうしようもないからガソリンスタンドに入ってガソリン入れるついでに道を聞いた時は店員さんの喋り方にすんごい感動した。「愛たんと同じ喋り方だー!」って。そうそう、始めて行った時はまだブログのブの字も知らなくて、ネット上でいた場所は、狼の愛スレ。愛スレ住人だった。だから「愛たん」という呼び方がデフォルトだった。「愛ちゃん」って「ちゃん付け」するようになったのはブログを始めてからで、ちゃん付けに慣れるのにはちょっと時間がかかった。 ガソリンスタンドの人がヨーロッパ軒の場所を親切に教えてくれて(本当に丁寧に教えてくれた)、その道を辿ってる途中に「中学校」を見つけた。いきなりあらわれた気がして、びっくりするやら嬉しいやら。あの時のなんとも言えない気持ち、多分今でも持ってると思う。
そのあとヨーロッパ軒へと。座った場所まで覚えてる。今でもヨーロッパ軒に行くと、空いてる時は自然とそこに座ってしまう。
1回目は高速で行ったけど、2回目は下道で行った。その道を教えてくれた、同行した人がハロプロのCDを新旧問わず片っ端から聞かせてくれた。僕はその頃、モーニング娘。を含めてハロプロの曲はほとんど知らなかった。「TANPOPO 1」をこの時に聞いて、そのクオリティの高さに震えが止まらなかったのをよく覚えてる。今でも1番好きなアルバム。去年の秋ツアーで愛ちゃんがラストキッスを歌って、僕にとっては本当に大事な思い出なんだけど、TAN1を最初に聞いた時点でこうやって既に福井が絡んでる。だから、より大事に思えたんじゃないかな。
だんだん行く回数を重ねて、地図とか一切見ないで福井に行けるようになった。今は車を持ってないけど、また車を手に入れる時が来たら、やっぱり地図を見ないで福井まで行きたい。電車もいいんだけどね。途中、琵琶湖の綺麗な景色を思う存分眺めながら旅ができるから。 もう何回行ったのかも忘れちゃった。10回は行ってる。あ、でも20回は行ってないかな。まだそんなもんなのか・・・。
いろいろと思い出があるけど、福井のコンサートで見た雪はやっぱり忘れられない筆頭かな。夜公演が終わって、会場の外へ向かって、自動ドアが開いて、外に出ると降っていたあの雪は多分一生忘れないと思う。降り積もり続けて決して溶けることのない雪があるとするならば、それは多分、あの雪なんだろう。
この時は愛ちゃんの「ふるさと」の雪景色を、時間の都合で見る事ができなかった。念願が叶ったのは、この前の年末年始。多分あの景色も忘れられないと思う。もう、愛ちゃんがチャリで走り回ってる残像が見えまくりで頭クラクラしてた(笑)。ふるさとで「年またぎ」をするために夜中まであそこにいた。0時になって、新年になったその瞬間にどこかで花火が上がって、その光と音に何故だか目頭が熱くなった。どこで打ち上げられてたんだろう。結構遠かったみたいだけど。
□  □  □
他にもいろいろと思い出があるけど、こっちに帰って来てもまた行きたくなるのは変わらない。ソースカツ丼食べて胸やけ起こすのも、毎回変わらない(笑)。それでもやっぱり食べちゃうのも、変わらない(笑)。
来週行くけど、秋にも行くし、それからも度々向かうと思う。愛ちゃんが綺麗になる度に、僕はあの場所へ行くと思う。そして、あの場所と、あの場所を歩いている僕自身に、
「愛ちゃんはまた綺麗になったよ」って報告するんだと思う。