明日から少しずつ、感想を書いていきます。今日は、さわりだけ。
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曲を聞く前までは、「聞いたら泣くほど嬉しいだろうな」と思ってました。それは嬉しいに決まってますよね。
でも実際にドラマのエンディングで流れた曲を聞き終わった時は、「嬉しい」どころの騒ぎではありませんでした。
喜怒哀楽。楽観と悲観。前進と後退。 
それら自分の中に存在する全ての感情が堰を切ったように一気に溢れ出て、その流れの中で為す術がなかった。
自分の気持ちに歯止めや制御が聞かなくなってしまっていました。
これほどの精神の躍動を感じさせてくれたのは、自分の人生の中で、おそらくはこの曲だけだろうと思います。
この数日間、唖然とするほど数知れない感情の機微が現れては消えて行きました。
茫としたまま一生を終えていく人もいるかもしれないこの世界で、
突き抜けるような歓喜や、溜息や、涙を与えてくれた、
そういう宝物をくれた、ある曲と、一人の女性に、心から感謝をしたい。
正直、いまだに、聞く度に拳を握り締めたり、唇を噛み締めたりするけど、
明日から少しずつ、自分の気持ちを確かめるように感想を書いていきたいと思います。
高橋愛の歌う『夢から醒めて』と同じぐらいの、ゆっくりとしたリズムで。