紀行文
この香川のコンサートは本当に行きたかったので、
ここ数日は若干ナーバスになっていました。
とにかく新曲を聞いて、自分の中の位置付けをはっきりさせたかった。
ので、あのチョーでかい台風には本当にイライラさせられました。
この時期に来るかしかし！？まあ来るような気はしてましたが。
運悪いですから。僕。大体今までで運の良かったことで思い出すことといえば
森永チョコ「小枝」の木の化石プレゼントが当たったことくらい
（どうでもいい上にだれも知らない）。
なんばの高速バスターミナルからバスが出るのがお昼の１２時ちょうど。
バスが出る少し前に、香川の会場に電話をかけました。
「準備は滞りなく進んでる」とのこと。
ホッとしましたが、問題はバスが四国に渡れるのかどうか。
僕ずっとこの日記で「瀬戸大橋」と書いていましたが、「明石海峡大橋」の間違いでした。
この橋が強風のために閉鎖、となれば、はいもうオシマイ。
バスに乗り込んだ後も、ソワソワと落ち着きませんでした。
あっ という間に四国入り。なんなんだ一体。
若干風が強いくらいで、雨もそんなに降ってないし（持ってた傘は一回も使わず）。
えらい拍子抜け。
四国に入ってからは落ち着きを取り戻しました。これで間違いなく、娘。の
コンサートを見ることができます。
香川には何回か来た事があるし、別に聖地でもないので、これといった感慨も
ないんですが、なぜかこのあたりの料理は僕の口に合うので、
コンサート後の居酒屋も楽しみです。
３時過ぎにホテルにチェックイン、すぐにホテルを出て、あたりをブラブラして、
お決まりの「うどん」で腹ごしらえをして、でも食べ終わったら特にすることもなくて、
４時過ぎには会場の前で座ってました。目の前に港が広がる会場でした。
座り込んで、海を見ながら、ふと、
「なんでこんなトコまで来てるんだろう」
金もかかる。金の使い道なんていくらでもあるし、使わずに貯める方が賢いに決まってる。
体の調子だって良くない。狭心症の疑いが晴れてる訳じゃない。
海を見に来ている訳じゃないから、港を見ても特になんとも思わない。
なんとも思わない海を見ててもしょうがない。
だからボンヤリと曇り空を見上げながら、「なんでこんなトコまで・・・」
とか考えてました。
開場〜。サ、サ、サイリュームを（買うとき緊張した←なんでやねん）。
新しい生写真もあったみたいなんで、それも買いました。
会場の香川県民ホール、すごくキレイな会場でした。
席の前後、左右も余裕があるし、空調も整っていて、過ごしやすい会場でした。
僕の席は１１列のかなり右側。
１１列というのは、僕としては今までで一番ステージに近い席です。
しかも会場の作りからか、実際よりも近く見えるみたい。
で、コンサートが始まったんですが、それだけ近いんだからまっすぐ前を見てれば
素敵な女の子達の顔とか脚とか脚とか脚とか（うるさい）が大きく見えるのに、
なんでいっちばん向こうのいっちばん上の胴長短足の女の子ばかり見ているのか・・・。
とにかく、高橋愛しか見てませんでした。９９パーセントくらい。
血眼になって追ってた、といってもいいくらい、必死になって見てました。
右側に来てくれたときは、当然いままでで一番大きく高橋愛が見れることになるんですが、
愕然としたというか、
こんな体の動きをしてたのか、とか、こんな眼差しでステージを見てたのか、とか、
こんな表情をしてたのか、とか、
こんなに素敵な人だったのか、とか。
そんな調子だったので、全然レビューにならないんです。はい。
そして、新曲。アンコールの一曲目でした。
やっぱり、見ているのは、高橋愛ばかりでした。
心からホッと出来たのは、この時でした。
高橋愛がどの場所にいても、歌っていても、歌っていなくても、
自分は高橋愛を見続けているということが、確認できたからです。
僕の高橋愛への想いに、「位置」は関係ありませんでした。
その「存在」自体の大きさ、それを、香川で確認することができました。
会場前で考えてた「なんでこんなトコまで・・・」
まったく、なんで、こんなトコまで来てるんだ。
自分の中で高橋愛がどれほど大きい存在か、なんて、
香川に来る前に気付けよオッサン。
以上が、紀行文です。書いたように、ほとんど愛ちゃんしか見てなかったんですが、
それとは別に一つ、心に残ったことがあります。（少ししか書かないので、キーワード
に引っかからないようにします）
最後に、メンバーが一人一人あいさつするところです。
吉 澤さんが（キーワードにひっかからないように一文字開けてます（他のやり方ワカラナイ））
「新曲、どうでしたあ〜！？」みたいなことを聞いて、
みんな、「ウオ〜！！！」って盛り上がりますよね。その時に、
重 さんが、深々とおじぎをしたんです。もう、９０度くらいの深いおじぎでした。
ひょっとして、 ポ ンちゃんもしてたのかもしれませんが、
とりあえず、 重 さんが、おじぎしているのが見えました。
多分、ものすごいプレッシャーと闘ってるのかなって。
モーニング娘。の、シングルの、センター張る事になったわけですし。
だからどうなんだ、というところへ持っていけないのが我ながら頭悪いですが、
新曲、結構好きな感じでした。なんか、爽やかにカワイイ。
だから、そんなに恐縮したみたいなお辞儀しなくてもいいですよ。 さ ゆ み ん 。
あ、ちなみに、生中１杯、芋焼酎ロック４杯（コップになみなみ）でダウンしました。
香川は魚が美味しいですよ。
