大阪コンサートについて書きたいと思います。
といっても僕にはいわゆるコンサレポを書く力はありません。
書くのは「高橋愛を見た感想」だけです。
しかも、全体的な感想ではありません。



かなり独りよがりな感想なので、「そんな事なかったぞ」と思われる方もいるかもしれません。



4連戦だったんですが僕が一番印象に残ったのは土曜日の夜だったので、その時の感想を書きます。
土曜日に家に帰ってきてから、かっしーさんとメッセをして、その時にいろいろと伺って
日曜のコンサートは若干違う見方になったんですが、
「ファーストインプレッション」を書くことにします。土曜日の夜。
ネタバレを含みます。










脳裏に強く焼きついているのは、コンサートの後半部分です。
前半も、「恋ing」に引きずりこまれ(何回聞いても引きずり込まれる)、
大喜利では愛ちゃん結構活躍して後ろの方に行ったり、すごく楽しかった。
でも後半に入って「Hey!未来」が終わり、
「Memory青春の光」が始まった時、僕の動きが一瞬止まりました。
何かが始まろうとしている。昼の部とは違う何かが。



高橋愛が歌い出す。今までと何かが違う。なによりも、僕自身の引きずり込まれ方がちがう。
ステージの大画面に高橋愛の顔が写る。
今にも泣き出しそうな顔。ミュージカルDVDで何回も見たあの顔。
いや、あの時の比じゃない。確実に、歌詞の内容を表情に込めている。
そして、その歌声。昼の時には感じなかった。
淡々と歌うAメロ。でも物凄い感情が入っている。
「さようなら」と歌い上げる。もう震えが止まらなかった。
こんなメモ青は聞いた事が無い。
メモ青の世界と高橋愛の世界が一つになりつつある。
メモ青の世界が高橋愛という媒介によって何倍にも増幅されて僕の目や耳に入ってくる。



愛ちゃんにスイッチが入った。僕はそう感じました。



そして、そこからラストまで、僕はただ目を見張ることしかできませんでした。
高橋愛のパフォーマンスに、ブースターがついたからです。
疾走感あふれるダンスが更にスピードを増して、そして荒々しくなっていく。
荒々しくなっても決して大味にはならない。ちゃんと抑揚を効かせて、
更にスピードを増していく。
その目が、今まで見た事もないようなギラつきを帯びていく。
こんな目ができる人だったのか。
歌の抑揚が減る。一語一語に力を込めていく。何かを手に入れるために何かを捨てていく。
そこには「アイドル」高橋愛の姿は全くありませんでした。
表現者」として、自分の全てをステージに、会場に叩きつける、一人の人間がいるだけでした。



僕は、自分が信じられなかった。



なんなんだ?これは一体。
これが、高橋愛なのか?
俺は今、何を見ているんだ?



俺は今まで、高橋愛の何を見てきたんだ?



これが、剥き出しの高橋愛の姿なのか!




その驚きが、途方も無い喜びに変わるのに、それほど時間は要しませんでした。
僕は、なんていう凄い女性のファンになったんだ。
こんな素晴らしい世界を垣間見せてくれるなんて、想像もしなかった。
もう心臓はずっとドキドキ言っていて、コンサートが終わった後もそれは続きました。
家に帰って来ても続いていて、どうにも落ち着かないので、
土曜日の日記に「高橋愛のファンで良かった」と殴り書きをした、という次第です。






昨日のハロモニ。
マジシャンの手品にポカ〜ンとボケたりキャアキャア言ってボケてる愛ちゃんは
ステージとは全然違うけど、でもやっぱりすごく可愛くて、
ステージの愛ちゃんもハロモニの愛ちゃんも、どっちも素敵な愛ちゃんで、優劣とかはつけられないし
どっちが上でどっちが下とかもないと思いますが、
僕は今、すごく、ステージの愛ちゃんが見たい。
ンな事言いながら大雑把なんで結局タマにしか見に行かないんでしょうけど、
あの、「表現すること」に身を捧げている高橋愛がステージでしか見る事ができないなら、
しばらくは「出不精」をどこかに隠しとかなきゃいけないかな、と思ってます。



これで、感想・・・になってたかな?は終わりです。
明日は、コンサ周辺の話とか、お会いした人の話とかを紀行文っぽく書くつもりです。