名古屋のコンサートで見た高橋愛の感想、今日は『Shall We Love』を見た感想を書きます。
この感想、あまり楽しく読んでもらえないような気がするのでその部分は後回しにしてとりあえず、
3人とも凄いパフォーマンスを見せてくれました。
特にごっちんのダンスは凄かった。全ての動きが大きくてしかも大味にならずにスピーディ。しかもパワーに溢れている。
ごっちんって、こんなにダンスをこなす人だったんだ、ってかなりビックリしました。その存在感の大きさたるやさすがに後藤真希
脇を固める2人も負けじと喰らいつくように動いていて、とても緊張感の漂うステージになっていたように思います。それは見ている
側には(ステージの上の3人もそうかもしれませんが)とても心地のいい緊張感で、セットリストの中でも際立って張りつめた空気を
出しているこの曲は本当に見てよかった、見る価値があった、そう思わせてくれるものがありました。
その緊張感の、おそらくは起点となっているごっちんには本当に感謝したい。愛ちゃんにもいい経験になったんじゃないかと思います。









と、一般的に言う「感想」をまず書きました。 で、この下の感想はあまり面白くないかもしれません。
『Shall We Love』についてほとんど触れないからです。
公演前、名古屋のセットリストがまだ分からない段階ではいろいろと憶測が流れていました。その中に、『Shall〜』を愛ちゃんと
ごっちんが歌うかもしれない、という情報もありました。僕はそれを聞いて名古屋に行きたくなったんです。
その場で愛ちゃんを見たい、強くそう思いました。ただそれは『Shall 〜』の愛ちゃんそれ自体ではありません。その後です。
後藤真希との競演の後、高橋愛がどんなパフォーマンスを見せるか。それを見てみたかったんです。




ステージでの愛ちゃんを見ていく中で、誰かの歌声やダンスを発火点として彼女自身の表現力を加速させていく様を何回か目撃
している、ような気が僕はしているんです。
ちょっと自身がなかったりするので誰がどうとかは言いませんが、そういう印象を一度ならず受けました。
だから、愛ちゃんの憧れの人である(そうなんですよね?)ごっちんとの競演で、愛ちゃんがその後どんなステージングを見せてくれる
のかを確かめたかったんです。




昼公演では、それが昼公演だからかもしれませんが、ごっちんとの競演がその後に及ぼした影響はあまりいいものには見えません
でした。あんまり歌えてないかな?とか、ダンス、キレがなくなったかな?とか、
なんだか目が泳いでるかな?とか、ちょっと、顔を上げなくなってるかな、とか。
『Shall〜』以降にそう感じてしまう場面が何回かありました。
繰り返しますがそれは昼公演だからかもしれません。愛ちゃん(他のメンバーもそうなのかもしれませんが)は昼よりも夜のほうが
彼女の力を発揮しているように思うんです。




そして、夜公演の『Shall〜』。
この曲では、間奏でダンスバトルとでもいうべきものが繰り広げられます。そのバトルが終わった後の歌い出しは愛ちゃんです。
思い切り遅れていました。ダンスに夢中になって歌い出しを忘れていた、そう僕には見えました。
それが、僕はすごく嬉しかったんです。嬉しく思うべきじゃないのかもしれないけれど、嬉しかった。
実際、『Shall〜』の愛ちゃんは昼公演よりも夜公演のほうがより一心不乱だったように思います。その姿勢が、僕の心を強く
惹きつけたんです





上にも書きましたが愛ちゃんは夜の方がパフォーマンスが上がる人だと思います。だからこの日の夜公演も一曲目から、昼公演とは
数段違う集中力で歌ったり踊ったりしているように見えました。昨日書いた『声』の感想の通り、表情も素晴らしいものを見ることが
できました。
そして『Shall〜』の後の愛ちゃんのステージング。
その声、ダンス、そして笑顔。それは福井で見た躍動感溢れるそれと遜色ない、ひょっとしたら
更に上回っているかもしれないと思わせるほどの感情の爆発でした。そういうものを見せてくれました。






もう目も泳いでいないし、ちゃんと顔を上げている。
すごくほっとしたんです。
愛ちゃんには、顔を上げていて欲しいから。




□  □  □




・・・というのが感想なんですが、これ、シャルウィーの感想じゃないでしょ?
だから「シャルウィーはどんなだった?」というのを知りたい方には楽しんでもらえないんじゃないかなあって思ったんです。
ということで、「どんなだった?」と聞かれたら「見ておいたほうがいいですよもう見れないかもしれませんが」とニヒルに答えて
今日の感想文はオシマイでございます。




明日は紀行文を書きます。紀行文のお題は、
「なんだよ!! レインボーホールじゃないのかよ!!」でいきます(これでネタの8割越えてますが)。