『ひな壇』で合ってるのかな?今回のHello! Projectのコンサートには、このひな壇がありました。
メインステージの両側に人が座れる階段状の物を置いて、歌っている人や歌の準備をしている人以外はそこに座って、
曲のリズムに乗ったり隣の人と話をしたり、と、そんな場所が設置されていました。




僕がHello! Projectのコンサートに行ったのは今年の1月に行われた『卒業コンサート』が最初でした。
そのコンサートは、ひな壇が置かれていませんでした。だからひな壇を見たのは、おとといのコンサートが始めてでした。
なんだかすごく良かったんです。ひな壇が。




愛ちゃんはコンサートの、どれくらいだろう?中盤あたりか、それより少し前あたりまでかな? ひな壇に座ってました。
それがすごく良かったんです。
特に夜のコンサート、僕はファミリー席で見ていて、僕も座っていて、愛ちゃんも座っていて、
会場という同じ空間で座って、同じ様に誰かの曲聞いている、というシチュエーションがすごく心和む雰囲気だったんです。




同じ様に聞いている、訳は多分なくて、愛ちゃんは自分がこれから歌う曲の準備とかもちろん考えてるだろうし、
誰かの曲を聞いている時やダンスを見ている時も、僕なんかが考えられないくらい真摯な姿勢でステージを注視しているだろうし。
でも、例えばモーニング娘。のコンサートだと、愛ちゃんはステージで演じる人。こちらは見る人。
香港で握手会があると思いますが、その時だと、愛ちゃんは握手する人。こちらは握手しに行く人。




そういう関係が、ひな壇に座って曲を聞いている間だけはちょっとフラットになる、というか、
フラットになった気分になる、というか。
同じく他者に目を向けている状況が、ほんの、ほんの少しだけ愛ちゃんとの距離を短く感じさせてくれたんです。
僕は今回のコンサート、かなり楽しかったんですが、2つ大きな理由があって1つは昨日書いたエレジーズ
そしてもう1つは、ひな壇でした。他にもいろいろと楽しかったんですが、大きな理由はこの2つです。




Hello! Projectのコンサートは言ってみれば、お祭り、でいいんですよね。
例えて言うなら、愛ちゃんとお祭りで花火を見上げてるような気持ちになったんです。
そういう気持ちになれるコンサートが始めてだったので、すごく新鮮な喜びでした。僕が名古屋も行こうと思った理由には、
そういう意味合いも含まれているのかもしれません。