・・・。
これはかなりマズい・・・。
えらいネガティブに書いちゃった・・・。
やっぱり隠します。と思ったら隠れないからすんごい下に書きます(泣)。なんで隠れないんだろ・・・?
見たい方だけ見てください。あ〜これだから詩は困る・・・。
詩というか、ショートストーリーになってしまってますが。
ホントに、見たい方だけでお願いします、はい・・・。































□  鳴かないカエル



昔むかし、あるところに、一匹のカエルがいました。
カエルは、森の外れにある池で泳ぐのが大好きでした。
その池は、とてもやさしい緑色の水面を湛えていて、
楽しそうに泳ぐカエルに、いつもやさしい言葉を語りかけていました。




カエルは、とても醜い姿形をしていました。
カエルもそれは知っていて、それがとても嫌で、
仲間のカエルとは会おうともしませんでした。
でもそんなカエルに、池はそっと囁き続けました。




あなたの鳴き声は、誰よりもキレイ。
もっと自信を持って。
あなたは誰よりも、何かをもっているんだから。




カエルは、その言葉がいつも信じられなくて、
でも、信じていたくて、
その言葉を聞くのが楽しくて、いつも池をすべるように泳いでいました。






でも、いつしか池が語りかけてくれる言葉は少なくなっていきました。
池に、少しずつ、真っ黒な泥水が流れ込んでいたのです。
やさしい緑色の水は、ゆっくり濁り始めました。




カエルには為す術がありませんでした。
もう、池が発する言葉は途切れ途切れにしか聞こえなくなっていました。
泳げないほど濁ってしまった池を、そのほとりで呆然と眺めているだけの日々が続きました。




池が、とうとうやさしい緑色を無くすその瞬間。黒に埋め尽くされようとするその刹那、
最後の言葉をカエルにかけました。




ゴメン、今までの、全部ウソ。




カエルは、鳴く事が出来なくなってしまいました。






鳴かない、醜いカエルはもうその池を見るのも、森にいるのも辛くなって、
近くにあった川を下流へと流れて行きました。
何年も、何年も、目も開けず、呼吸もせずに、
ただ、流れ続けて行きました。




カエルはふと、口の中が塩辛く感じられて、思わず目を開けました。
何年かぶりに開けたその目に飛び込んできたのは、今までに見た事もないような大きな池でした。




その池は透き通るような青で、水面が大きく揺れ動いていて、こちらへやって来てはまた戻って行きました。
カエルはその中で、泳ぐでもなく、抗うでもなく、気持ちのままにたゆたい続けていました。
すると、以前のように語りかけてくる言葉がありました。




よくここまできたね。確かにあなたは、前に進んでいたんだよ。




新しい、そして懐かしい言葉。
何年かぶりに聞いたそのやさしい言葉に、カエルはその閉ざしていた声をかすれるように放ち始めました。
最初の言葉は、ただ一言。




・ ・ ・ AI 。