高橋愛写真集(DVD付)「19」

高橋愛写真集(DVD付)「19」

・・・『はまぞう』、画像が出ないんだ・・・。もう発売されてるんだから出てもよさそうなものなのに・・・。
今日は愛ちゃんの最新写真集『19』を通して見た感想をサラッと書いてみたいと思います。多分に妄想大爆発の感想です多分間違ってるっぽいですはい。
今回の写真集は見ていて感じた事が2つあります。ひとつは「全体的に青い」、もうひとつは「光の変化が多い」です。
「全体的に青い」については、水着ショットなんかで海や空が写ってる時はもちろん青いです。その他にも、プールが青い。服が青い。壁やテーブルが青い。夜景のビルの明りが青い。風景に青い箇所がない時は(多分)レンズに薄いブルーのフィルターを付けてそのカット全体を青みがからせたりとか。表紙の愛ちゃんが、端的にブルーフィルターを使って撮影されている例だと思います。・・・間違ってたらゴメンナサイ・・・。
写真集1ページ1ページ全部が全部「あおい」訳ではありませんが、全体として青基調の構成になっているような気がします。
「光の変化が多い」に話を移すと、要するに『露出』の話なんですが、同じシチュエーションで撮ってる数枚の写真で露出にかなり差があるように感じました。例えば小さいハーモニカのペンダントを付けてデートっぽく撮られている数ページ。
改札に立ってる愛ちゃんはかなり暗く写ってます。その右のページで青い服を着ている愛ちゃんが明るく写ってるので違いがよくわかります。
で、改札の次のページで座席に座っている愛ちゃんは普通に撮れてます。次のページの愛ちゃんのバストショットは、暗く写ってます。次の2ページは、普通くらいかな。
次のページの組写真4枚とその次のページのバストショット。これが見開きで明るさの違いが分かりやすいかもしれません。組写真左下の愛ちゃんの顔はかなり「とんでる」撮り方です。
これもやっぱり全ページがそうではありませんが、光の量をかなり加減し、バリエーションを付けて撮影されているような印象を受けました。
で、ここでこの写真集のテーマを一部引用すると、
・恋人になれそうでなれない、微妙な距離感から見た女の子の姿に19歳の高橋愛が挑戦!
・男の子の目線で写しとったちょっぴりセクシーな写真集。
『距離感』を表しているのが青基調の写真群で、『男の子の目線』が光の変化なのかな、って思ったりしてます。
まずは『男の子目線』から。例えば暗い写真だとリアリティが増すし、光をとばした写真だと、なんだろな、「ちょっと遠い存在」みたいな印象が出てくるんじゃないでしょうか。
これは僕だけの感じ方かもしれませんが、まあこのタコ坊主のことは彼方へと置いといても、暗い写真と明るい写真で「感じ方」が違うのは間違いないんじゃないかと思います。カメラマンの方は「男の子目線で写しとっている」わけで、その「男の子」が愛ちゃんを見てる時の気持ちの揺れ動きを、『光の変化』が表しているんじゃないかな、と。
そして、その気持ちの根底ともなっている『その時点での距離感』を、青い色が受け持っているんじゃないかなと思ったんです。いや、わかんないですよ。わかんないですけど、そう思えたんです。
青い色で連想するものは、少なくともジメっとした感情ではないと思います。どちらかというと、爽やかで、ピュアで、ってそっち方面の心情を表す場合が多いんじゃないかな。そういう心情を愛ちゃんに対して抱いている男の子、という目線なんじゃないか、って思いました。
思いっきり違ってるかもしれませんがそれを気にしだすと話が前に進まないので目を瞑って書き続けると、『水着ショット』の部分でもそのコンセプトがある程度貫かれている(ように見えた)のはすごくよかったです。
『写真集』って、テーマが決まっていてそのテーマをブレずに最初から最後まで貫いてくれたほうが見ごたえがあると思ってるんです。でもアイドルの写真集はどうしても『水着ショット』が入ってしまいます。この『水着ショット』、それ自体がなんというか、コンセプトがあからさまに過ぎるというか、どれだけうまくテーマを持ってきてその通りにページが続いて行っても途中で『水着』が出てくるとそこでテーマが分断されて、どうしても「可愛い女の子がいろいろ服着ていろんな場所で撮ってる写真を集めた冊子」みたいな印象になる場合が多いんじゃないかなと。
でも今回の愛ちゃん写真集は持ってきたテーマがうまかったというか、恋人じゃなくても一緒に海に行くくらいはあるし、『水着』をうまくテーマにはめ込める、そういうテーマを持ってきたんじゃないかな、と思いました。
というか、僕がそういう見方をしてしまったので僕がはめ込まれてしまってるんですが。
つまり、「カメラの位置に僕がいる。そしてその僕がいろいろと感情を揺れ動かせている」という想像が凄くしやすい写真集だったんです。だからすごくドキドキしたし、特に水着のあたりは、昨日書いたように「正視できない」みたいな気持ちになったりしました。
だって、愛ちゃんの写真集で始めてなんです。「そんなに肌露出すんなよ」みたいな感情になったのは。
・・・これ、「サラッとした」感想だったかな・・・。
・・・というか、愛ちゃん自身の表情について書いてないですね。表情については明日、テツナリさんのところへのベストショットを挙げるのでそれにちなんで書きたいと思います。