写真集『19』についての更新は今日が最後です。付属のDVDについて。
といってもこれはひたすら楽しいのです。というとちょっと言い足りないかな。ひたすら楽しい部分が多いのです。いきなりアヒャ笑いしてくれてますし。この人が笑ってるとこちらも自然と笑顔になってしまいます。一人テレビに向かって笑いながら見てました。自分でも気持ち悪いのでせめて舘ひろしばりのニヒルな笑顔を心がけました。すぐにフニャケた顔に戻っちゃいますが。
だって喋り方がもう(笑)。おどけてる時とか。もうとにかくとにかく、楽しい。嬉し楽しいです。
僕がベストショットに選んだ洋館での撮影も出てました。そういえば先週のヤンタンで愛ちゃんが「フェリス女学院の近くのスタジオで撮った」みたいな事言ってたけど、ここのことかな? 違うのかな? ちょっとわかんないな・・・。行けたら行ってみたいんだけど。というか、『行けたら行ってみたい』ロケ地が行かない間にだんだん貯まってるのがなんとも・・・。
僕はいつになったら、天草の地を踏めるんだろう・・・。
あとマジマジと見ていたのは、愛ちゃんは何をもって19歳の自分を表現しようとしてるのかな、それを『動き』で見られればな、という部分。
『19歳』『等身大』『大人っぽい』。今回愛ちゃんがコメントやDVDで言ってたその部分を、愛ちゃんがどうやって見せようとしてるかが、実際撮影してる場面がDVDで出てたので、そこはニヒルに笑ってる暇もなく見つめてました。
で、見られたのかどうかはよくわからないです。そんな簡単に見られるものでもないと思うし。高橋愛ですから。ただ1つだけ書くと、愛ちゃん、ゆっくり動いてるなあ、と思って。
愛ちゃんはハロモニやコンサートのMCや、このDVDで喋ってる時もそうですが、早口が結構出るし、動きもどちらかというとせわしない時がよくあるような気がします。「もうちょっとゆっくり・・・(笑)」って思ったりとか。でもDVDでカメラに向かっている時の愛ちゃんの動きは、全てがスロー。それが終わったらすぐにチョコマカした動きに戻るのでとてもよくわかりました。印象的なのは、瞼の動き。
スッと瞼を閉じる。そして再び開ける時に、その開ける動きを止めないんだけど、『伏し目』になる一瞬を作るかのように動きがゆっくりになって、そして瞳を開けていく。その瞳はまっすぐに対象を見つめている。とても色気のある挙動だなと感じました。
ゆっくりした動きは瞼だけに留まらず、瞳自体の動き、口元の動き、その他あらゆる部分を『はしゃがない』動き方にしているような気がしました。
それはひょっとしたら、『大人の雰囲気』を見せるための演者としての定型の表現方法なのかもしれません。でも、その方法を知っているからといって、じゃあ誰にでもできるか、というとそういうものでもないと思うし、その点でやっぱり愛ちゃんは確実に大人になりつつあるんだろうな、と感じました。
個人的に見てて「ヤバイ」と思ったのは、やっぱり洋館で水色のワンピースを着ている部分です。画面左下にカメランマンの右手が見えていて、そのカメラをまっすぐに見つめている愛ちゃん。そしてそこから右側に首をかしげて笑顔に移り変わる場面は、本当にヤバイです。