今日は普段ほとんど書かない仕事の話から、愛ちゃんへの想いへと繋げてみようかなと思います。
僕は日記でほとんど自分の仕事について書いてません。理由は単純で、仕事をしてる時は仕事の事だけを考えてるからです。ここは基本的に、愛ちゃんへの自分の気持ちを書く場所にしているので、仕事の事しか考えてない仕事中の話は『ネタ』にならないので書く意味がないんです。
でも、その仕事に対する『モチベーション(動機付け)』という部分からなら書けるかな、と思って。愛ちゃんの存在は、僕が日々業務をこなす上で、もちろん強力なモチベーションになっています。
とはいってもプライオリティとしてNO.1ではありません。いや、この場合順位付けをするのはおかしいのかも。
僕が仕事をする時の1番の動機付けは、その仕事自体に対する欲求です。これはおそらくごく普通の事なんじゃないかな?
僕の仕事は世間一般では『職人』と呼ばれる類のものです。ですから、『職人』としてもっと技量を上げたい。もっと均一で、しかも美しい製品を作り出したい。更に大上段に構えて言うなら、日本の『ものづくり』に貢献し、そして後世に伝えたい、という欲求が、仕事をする上での1番のモチベーションです。
じゃあ、『モチベーションとしての愛ちゃん』はどこにいるのか、というと、そのような動機付けのそばに、常に寄り添う形でいるのだと思います。
「宅配便で働いてて。夜が遅くても一生懸命仕事してるんです。
当たり前だって知ってます。分ってますけど、そこが好きなんです。
昔、お父さんのトラックが駅前を走ってたら、よく手を振りに行きました」
一昨年の7月に、愛ちゃんがとある新聞のインタビューに答えた時のものです。以来、僕の頭の中にずっと残っていました。一字一句きっちり覚えていた訳ではありません。そんなに記憶力はよくないです。
でも、「愛ちゃんは、一生懸命に仕事をする人に対して手を振ってくれる、そういう人なんだ」という一事だけは常に頭の中にあって、「お前は、手を振ってもらうに足るくらいの意識で仕事をしていたか?」と、会社からの帰りに自分に問いかけたりする事もありました。
愛ちゃんのこの言葉を骨子として、それから何回も何回も愛ちゃんを見て、そしてこの日記で気持ちを書いて、を繰り返していくうちに、その骨子が次第に揺らぎようもない程太いものになっていって、そして『職人』としての、上で書いたようなモチベーションを支えてくれているように思います。
要するに、「仕事をしてる時に仕事の事だけを考えてる」ようにさせてくれているのが、今の僕にとっては、高橋愛、なのかなと思ってます。
大げさな言い方かもしれませんが、ある意味、生かされてる、と言ってもいいかもしれません。やはり僕にとっては、とてもとても大事な存在なんだ、と一人だけ納得してなんの脈絡もないまま今日のお話は終わりです。